APEXやVALORANTなどのFPS、あるいは格闘ゲームのランクマッチ中、最も恐ろしいのは対戦相手ではなく「回線落ち」や「ラグ」ではないでしょうか。

「バッファローのルーターを使っているけれど、頻繁に接続が切れる」「夜になるとping値が上がってゲームにならない」そんな悩みを抱えながらプレイしても、本来の実力は発揮できませんし、何よりストレスが溜まる一方です。

実は、ルーターの設定を少し見直すだけで劇的に改善する場合もあれば、そもそもルーターのスペックが現代のゲーム環境に追いついていない場合もあります。この記事では、通信トラブルの原因を特定し、快適なゲーミング環境を取り戻すための具体的な手順と、買い替え時におすすめのモデルを解説します。

  • まずは「再起動」と「ランプ確認」が基本中の基本
  • 電子レンジの影響を受ける2.4GHz帯はゲームに不向き
  • 夜間のラグは「IPv6(v6プラス)」設定で回避できる可能性大
  • どうしても無線が不安定なら、最新のWi-Fi 6モデルか有線接続へ

ゲーム回線が安定しない原因と今すぐできる対策

症状 考えられる主な原因 優先すべき対策 解決難易度
突然切れる・不安定 電波干渉・熱暴走・一時的な不具合 再起動・5GHzへの切り替え ★☆☆(簡単)
夜だけ極端に遅い 回線の混雑・IPv4接続のまま IPv6(IPoE)接続の確認 ★★☆(設定要)
ネットに繋がらない 二重ルーター・モデムの不調 APモードへの変更・配線確認 ★★☆(設定要)
  1. インターネットランプを確認!再起動の正しい手順
  2. 2.4GHzと5GHzの使い分け!電子レンジ攻撃を回避せよ
  3. 二重ルーターになっていない?APモードへの切り替え
  4. 夜だけ遅いならIPv6接続!「v6プラス」を確認しよう
  5. 最終手段は「有線LAN」!Wi-Fiの限界を知る

1. インターネットランプを確認!再起動の正しい手順

1) モデム、Wi-Fiルーターの電源をオフにします。(ACアダプターをコンセントから抜きます)

2) 1分待ってから、モデムの電源をオンにします。(ACアダプターをコンセントに挿します)

3) モデムが再起動したら、Wi-Fiルーターの電源をONにします。(ACアダプターをコンセントに挿します)

4) 接続が安定し通信が可能になるまで数分かかる場合があります。しばらくたってからインターネットに接続できるか確認してください。

引用元:Wi-Fi(無線LAN)につながらない時に最初にチェックする項目 | バッファロー

ゲーム中に接続が切れたり、ラグがひどくなったりした際、真っ先に行うべきはルーター本体の「INTERNETランプ」の確認です。ここが消灯していたり、普段と違う色で点滅していたりする場合は、ルーター自体がエラーを起こしているか、プロバイダ側で通信障害が発生している可能性があります。

そして、最も効果的かつ即効性がある対処法が「再起動」です。引用元にもある通り、単に電源を切ってすぐ入れるのではなく、内部のコンデンサに残った電気を放電させるために「1分ほど待つ」のがポイントです。

また、モデム(ONU)とルーターの起動順序も重要です。上流にあるモデムを先に起動し、信号が安定してからルーターを起動することで、IPアドレスの取得ミスを防げます。長期間起動しっぱなしのルーターは熱を持って処理能力が落ちることがあるため、定期的な再起動はゲームの安定性を保つための基本メンテナンスと言えます。

2. 2.4GHzと5GHzの使い分け!電子レンジ攻撃を回避せよ

Wi-Fiには「2.4GHz」と「5GHz」という2つの周波数帯があります。もしあなたが「Buffalo-G-XXXX」のようなSSID(2.4GHz帯)に繋いでゲームをしているなら、それがラグの原因かもしれません。

2.4GHz帯は壁などの障害物に強い反面、電子レンジやBluetooth機器、近隣のWi-Fiと同じ周波数を使うため、非常に混雑しやすく電波干渉を受けやすい性質があります。家族が電子レンジを使った瞬間にゲームが切断される、というのはよくある話です。

一方、「Buffalo-A-XXXX」のようなSSID(5GHz帯)は、Wi-Fi専用の道路のようなもので、他の家電の影響を受けにくく、通信速度も高速です。オンラインゲームをするなら、迷わず「5GHz帯」に接続しましょう。ただし、5GHzは障害物に弱いため、ルーターとゲーム機の間に壁がある場合は、中継機の導入や配置換えを検討する必要があります。

3. 二重ルーターになっていない?APモードへの切り替え

プロバイダからレンタルされたモデムに「ルーター機能」が内蔵されている場合、そこにバッファローのルーターを接続して「ルーターモード」で動かすと、2つの機器が同時にルーティング処理を行う「二重ルーター」という状態になります。

この状態だと、通信経路が複雑になり、ポート開放が必要なゲームでマッチングしなかったり、通信速度が低下したりする原因になります。これを解消するには、バッファロー側の背面にあるスイッチを「ROUTER」から「AP(アクセスポイント)」または「BRIDGE(ブリッジ)」に切り替えます。

これにより、バッファロー機はルーター機能を停止し、単なるWi-Fiを飛ばす機械として動作するため、ネットワークがシンプルになりトラブルが解消します。ただし、スイッチを切り替えた後は必ず再起動(電源抜き差し)を行ってください。

4. 夜だけ遅いならIPv6接続!「v6プラス」を確認しよう

「昼間は快適なのに、夜21時以降になると急激にラグくなる」という場合、原因はルーターの故障ではなく、従来の接続方式(PPPoE)の混雑です。道路で例えるなら、料金所に行列ができている状態です。

これを解決するのが、次世代の接続方式「IPv6(IPoE / v6プラス)」です。混雑するポイントを迂回してインターネットに接続できるため、利用者が増える夜間でも高速通信を維持できます。

バッファローのルーターの多くはIPv6に対応していますが、設定画面で「v6プラス」や「transix」などの接続設定が有効になっているか確認しましょう。また、そもそも契約しているプロバイダでIPv6オプション(無料が多い)に申し込んでいるかも重要です。ここを見直すだけで、Ping値が大幅に改善することがあります。

5. 最終手段は「有線LAN」!Wi-Fiの限界を知る

どんなに高性能なゲーミングルーターを使っても、無線である以上、空気中のノイズや距離による減衰の影響をゼロにすることはできません。FPSや格闘ゲームなど、コンマ1秒を争うジャンルにおいては、「有線LAN接続」が最強の解決策です。

バッファローのルーターには背面にLANポートがありますので、そこからPCやPS5、SwitchにLANケーブルで直接繋いでみてください。これだけで「パケットロス」や「回線落ち」のリスクはほぼゼロになります。

もしルーターと部屋が離れていてケーブルが届かない場合は、メッシュWi-Fiや高品質な中継機を使って有線ポートを確保する方法もありますが、まずは長いLANケーブルを這わせてみて、環境が改善するかテストしてみることを強くおすすめします。

バッファロー製で選ぶ!ゲームに強いおすすめルーター5選

設定を見直しても改善しない、あるいはルーター自体が5年以上前のもので古い規格(Wi-Fi 4やWi-Fi 5初期)しか対応していない場合は、ルーターの処理能力不足(寿命)が考えられます。最新のWi-Fi 6/6E対応モデルに買い替えるだけで、世界が変わる可能性があります。

  1. BUFFALO / Wi-Fi 6E WXR-11000XE12
  2. BUFFALO / Wi-Fi 6 WXR-6000AX12P
  3. BUFFALO / Wi-Fi 6 WSR-6000AX8P
  4. BUFFALO / Wi-Fi 6 WSR-5400AX6P
  5. BUFFALO / ツメの折れないLANケーブル CAT6A
No. 製品名 参考価格 特徴・スペック こんな人におすすめ
1 WXR-11000XE12 ¥38,000~ 最新規格Wi-Fi 6E

10Gbpsポート搭載

最強環境を求める

ガチゲーマー

2 WXR-6000AX12P ¥28,000~ 12ストリームの安定感

特定方向へ電波強化

家族が多くても

遅延させたくない人

3 WSR-6000AX8P ¥16,000~ ハイパワー内蔵アンテナ

バランスの良い高性能

コスパと性能を

両立させたい人

4 WSR-5400AX6P ¥12,000~ Wi-Fi 6標準モデル

多台数接続に強い

価格を抑えつつ

安定させたい人

5 LANケーブル CAT6A ¥800~ ノイズに強い構造

10Gbps対応

無線を諦めて

確実に勝ちたい人

1. 干渉なしの6GHz帯で無双する BUFFALO / Wi-Fi 6E WXR-11000XE12

バッファローが誇るフラッグシップモデルです。最大の特徴は、新しく開放された周波数帯「6GHz」を使えるWi-Fi 6Eに対応していること。従来の2.4GHzや5GHzとは全く異なる道路を使うため、近隣のルーターや家電の電波干渉をほぼ受けず、驚くほどクリーンな通信が可能です。

さらに、有線ポートも10Gbpsに対応しており、高速光回線のポテンシャルを余すことなく発揮できます。本体のCPU性能も非常に高く、大量のデータ処理が発生するFPSやMMORPGでも処理落ち知らず。予算が許すなら、これを選んでおけば向こう数年は困ることはないでしょう。

2. 12ストリームの暴力的な安定感 BUFFALO / Wi-Fi 6 WXR-6000AX12P

外付けの可動式アンテナが特徴的なハイエンドモデルです。このアンテナは伊達ではなく、ゲームをプレイする部屋に向けて物理的に電波を飛ばすことができるため、障害物があっても強力な通信を維持できます。

「12ストリーム」という圧倒的な同時通信能力を持っており、家族がリビングで4K動画を見ていても、自分のゲーム回線には影響が出にくいのが強みです。eスポーツ大会などでも採用実績のあるシリーズで、安定性を最優先するゲーマーから絶大な信頼を得ています。

3. コスパ最強のプレミアムモデル BUFFALO / Wi-Fi 6 WSR-6000AX8P

「外付けアンテナのゴツい見た目はちょっと…」という方には、アンテナ内蔵型のこちらがおすすめです。スッキリしたデザインながら、中身は8ストリームの高性能仕様。Wi-Fi 6に対応し、最大4803Mbps(理論値)の高速通信が可能です。

有線ポートも2.5Gbpsに対応しているため、1Gbpsを超える光回線を契約している家庭でもボトルネックになりません。価格と性能のバランスが非常に良く、一般的なゲーマーであれば十分すぎるスペックを持っています。

4. 迷ったらこれ!スタンダードの決定版 BUFFALO / Wi-Fi 6 WSR-5400AX6P

バッファローのWi-Fi 6ルーターの中で、最も売れ筋のスタンダードモデルです。上位機種に比べると最大速度などは劣りますが、それでも「EasyMesh」に対応しており、将来的に中継機を追加してエリアを広げることも容易です。

「ゲームはエンジョイ勢だし、そこまで高いルーターは必要ないけれど、古いルーターよりは速くしたい」というニーズに完璧に応えます。IPv6(IPoE)にも標準対応しており、設定もスマホアプリから簡単に行えるため、初心者の方でも安心して導入できます。

5. 無線を諦める勇気が勝利を呼ぶ BUFFALO / ツメの折れないLANケーブル CAT6A

ルーターではありませんが、ゲーム回線の悩みを物理的に解決する最強のアイテムです。古いLANケーブル(CAT5など)を使っていると、通信速度が100Mbpsに制限されてしまうことがあります。現在主流の「CAT6A」規格のケーブルに変えるだけで、速度と安定性が劇的に向上することも珍しくありません。

バッファローのこのシリーズは、頻繁に抜き差ししてもツメが折れない耐久設計になっており、ノイズ干渉に強いシールド構造を採用しています。Wi-Fiルーターを買い替える前に、まずは数百円のケーブルで有線接続を試してみるのも、賢いゲーマーの選択です。

まとめ:設定見直しと適切なルーター選びで「回線強者」へ

バッファローのルーターでゲームができない場合、その原因は「設定」「環境」「スペック」のいずれかにあります。まずはコストのかからない再起動や周波数帯の変更、IPv6設定の確認から始めましょう。

  • まずは再起動:1分待って放電し、モデム→ルーターの順で起動してリフレッシュさせましょう。
  • 設定を見直す:5GHz帯への接続と、IPv6(v6プラス)が有効になっているかを確認してください。
  • 最後はハードウェア:古いルーターは買い替えを、無線が無理なら有線LANへの切り替えが決定的解決策です。

それでも改善しない場合は、ルーターの寿命や性能不足が濃厚です。最新のルーターは処理能力が段違いで、導入するだけでPing値が下がり、撃ち合いに勝てるようになることもあります。快適なゲームライフのために、通信環境への投資は決して裏切りません。