モニターアームのおすすめメーカーは?設置条件別に10製品を比較
モニターアームのメーカー選びでは、知名度だけでなく、モニターの重量、VESA規格、デスクへの固定方法、保証期間を確認することが重要です。軽量な27インチ前後の画面なら一般的なシングルアーム、大型・湾曲モニターなら高耐荷重モデル、2画面ならデュアル専用品が候補になります。
とくに注意したいのが、画面サイズだけで適合を判断することです。同じインチ数でも重量は異なり、アームの対応範囲から外れると、画面が下がる、角度を維持できない、天板へ過度な負荷がかかるといった問題につながります。
信頼性を見極める際は、耐荷重の下限と上限、取付可能な天板、保証、調整方式を比較しましょう。エルゴトロンの長期保証、FLEXISPOTやHUANUOの5年保証、GRAPHTやARES WINGの3年保証など、購入後の安心を重視できる候補もあります。
この記事では、設置できるかを先に確認したうえで、シングル、デュアル、大型モニター向けの製品を用途別に選べるよう整理します。
- 最初にモニター重量、VESA規格、天板の厚さと形状を確認する
- 軽さだけでなく耐荷重の下限にも合うアームを選ぶ
- 大型・湾曲モニターには余裕のある高耐荷重モデルが適している
- 保証期間と固定方式まで比べると購入後の不安を減らせる
モニターアームのおすすめメーカーを選ぶ判断基準

- メーカーより先に適合条件を確認する
- スプリング方式と可動範囲を用途に合わせる
- デスクへ安全に取り付けられるか調べる
- 保証と耐久性の情報から信頼性を見極める
- シングル・デュアル・高耐荷重から選ぶ
1. メーカーより先に適合条件を確認する
モニターアーム選びの結論は、使用するモニターとデスクに適合する製品の中から、保証や可動性を比較することです。メーカー名だけで決めると、重量や取付穴が合わず、設置できない可能性があります。
確認する順番は、モニター本体と取り付けるアクセサリーを含む重量、VESA穴の間隔、画面サイズ、天板の厚さと形状です。今回扱う製品はVESA 75×75mmと100×100mmに対応しますが、耐荷重は最大7kgから20kgまで差があります。
耐荷重には上限だけでなく下限もあります。例えば2~9kg対応のアームへ2kg未満の軽い画面を取り付ける場合、適切なバランスを取れない可能性があるため、下限を含めた確認が必要です。
2. スプリング方式と可動範囲を用途に合わせる
頻繁に画面位置を変える人は、ガススプリング式やメカニカルスプリング式が便利です。着座と立位を切り替える、画面を手前へ引き寄せる、縦表示へ回転するといった操作がしやすくなります。
一方で、可動範囲が広くても壁や周辺機器に干渉すれば活用できません。奥行きの浅いデスクでは、アームを後方へ折り畳んだときの張り出しも考慮します。FLEXISPOT MA6のように台座の180度回転制限を備える製品は、壁際で使う場合に検討しやすいでしょう。
画面がお辞儀する、勝手に上がるといった現象は、故障ではなくテンション調整が合っていない場合もあります。モニターを装着した状態で、説明書に従って重量との釣り合いを調整することが大切です。
3. デスクへ安全に取り付けられるか調べる
クランプ式は天板の端を挟むため、穴を開けずに導入しやすい方式です。グロメット式は天板の穴へボルトを通して固定します。製品によって対応する天板厚が異なるため、購入前に実測してください。
注意が必要なのは、ガラス天板、薄い中空構造、斜めの縁、幕板やフレームがクランプと干渉するデスクです。ARES WINGでは、ガラス天板や縁に外枠・凹凸がある場合にクランプ式を控えるよう案内されています。ほかの製品でも、天板の材質と構造を確認してから設置するのが安全です。
モニターアームの欠点は、天板へ荷重が集中すること、背後に可動スペースが必要なこと、設置後にテンション調整が必要なことです。条件の合わないデスクでは、無理に取り付けず、純正スタンドを使い続ける判断も合理的です。
4. 保証と耐久性の情報から信頼性を見極める
信頼できるメーカーかを判断する材料には、保証期間、国内サポートの有無、動作試験の明示、取扱説明書があります。使用年数は環境や動かす頻度に左右されるため、一律に「何年持つ」とは断定できません。
今回確認できる範囲では、エルゴトロン LXは10年、FLEXISPOT MA6とHUANUO HNDS8は5年、GRAPHT Aero M9CとARES WINGは3年、THEARKとPixioは2年の保証が示されています。長期使用を考えるなら、対応重量とともに保証条件も比較すると安心です。
ただし、保証が長いだけで全員に最適とは限りません。重いモニターへの対応、設置しやすさ、デュアル対応など、必要な条件を満たしたうえで保証を比較しましょう。
5. シングル・デュアル・高耐荷重から選ぶ
一般的な1画面環境では、シングルアームが設置しやすく、左右や高さの調整も単純です。軽量モニターならPixio PS1S Waveの1~9kg対応、標準的な範囲ならTHEARKやGRAPHTの最大9kg対応などを比較できます。
2画面を横並びまたは上下に配置するなら、HUANUO HNDS8のようなデュアルアームが候補です。2台分の重量と奥行きを支えるため、各アームの耐荷重だけでなく、天板の強度と画面同士が干渉しない可動範囲も確認します。
大型・ウルトラワイドモニターには、ARES WINGやエレコム DPA-SS11WHのような最大20kg対応製品が向いています。コストだけで決めず、自分の画面に必要な耐荷重と保証、設置方式を満たす製品が、結果的に無駄の少ない選択です。
用途と設置条件で比べるモニターアーム10製品

比較表では、商品欄で製品とメーカー、商品画像欄で外観、ポイント欄で主な仕様と適する人を確認できます。掲載順は実測性能、売上、人気の順位ではありません。シングル、デュアル、高耐荷重という用途の違いも踏まえて選んでください。
左右にスクロールして比較できます。
1. シングルモニターアーム 17~32インチ対応 THEARK ライトなしベーシックモデル VESA7…
THEARKのシングルモデルは、17~32インチ、最大9kgのモニターを1台設置したい人に適しています。標準的なサイズと重量をカバーしやすく、在宅勤務、資料作成、ゲームなど幅広い用途で比較しやすい製品です。
機械式スプリングを採用し、上下各80度のチルト、左右180度の旋回、360度回転に対応します。画面を目線に合わせれば、付属スタンドで高さが足りなかった環境でも姿勢を整えやすく、モニター下の空間も活用できます。
VESAは75×75mmと100×100mm、対応天板厚は10~85mmです。クランプ式とグロメット式を選べます。日本語説明書、取付動画、2年保証、30日間の返品対応が示されていますが、購入前に画面重量と天板構造を照合してください。
2. GRAPHT モニターアーム 黒 34インチまで対応 日本メーカー 3年保証 耐荷重2-9kg デ…
GRAPHT Aero M9Cは、34インチまで、約2~9kgのモニターに対応するシングルアームです。日本メーカーの製品と3年保証を重視しつつ、標準的なモニターからやや大きめの画面まで検討したい人に向いています。
ヘッド部分にデュアルチャンバースプリングを採用し、下アームはアルミ合金の一体成型です。上下動作について10万回を超えるテストが示されており、画面位置を日常的に変える環境でも耐久性を比較する材料になります。
VESA 75×75mmと100×100mmに対応し、取付可能な天板厚は10~80mmです。クランプ式とグロメット式を選択できます。耐荷重には約2kgの下限があるため、軽量モニターでは本体重量を先に確認しましょう。
3. ARES WING モニターアーム シングル 17-49インチ 耐荷重20kg ディスプレイアーム…
ARES WINGは、17~49インチ、2~20kgに対応する高耐荷重モデルです。一般的なアームでは対応重量が不足する大型・ウルトラワイドモニターを使う人に向き、最大9~12kg級の製品との違いが明確です。
ガススプリングで位置を調整でき、チルトは上50度から下20度、左右は各90度、回転は各180度に対応します。大きな画面を作業内容に合わせて動かし、映像編集や複数ウィンドウを使う作業空間を整えられます。
VESAは75×75mmと100×100mmです。クランプ式は天板厚12~45mm、グロメット式は12~50mmに対応します。ガラス天板や、縁に外枠・凹凸がある机ではクランプ式を控えるよう示されているため、設置面をよく確認してください。
4. FLEXISPOT モニターアーム MA6 17-35インチ 湾曲最大39 耐荷重3-12kg 上…
FLEXISPOT MA6は、17~35インチ、3~12kgのモニターを設置したい人向けです。上から固定できる構造と5年保証が特徴で、机の下へ潜って作業しにくい環境や、長期保証を重視する人が比較しやすい製品です。
台座部分には180度の回転制限機能があり、アームが背後の壁へぶつかることを防ぎやすくなっています。3カ所のケーブル管理と工具収納も備え、調整に使う六角レンチを必要なときに取り出しやすい設計です。
VESAは75×75mmと100×100mmです。クランプ式は天板厚20~45mm、グロメット式は25~65mmに対応します。耐荷重の下限が3kgなので、軽いモニターでは重量不足にならないか確認が必要です。
5. HUANUO PCモニターアーム デュアル 上下 縦2画面 液晶ディスプレイアーム 13~32イン…
HUANUO HNDS8は、13~32インチのモニターを2台使う人向けのデュアルアームです。各画面はアクセサリーを含めて2~9kgに対応し、横並びだけでなく上下配置も選べます。限られた横幅で2画面を導入したい場合にも有力です。
Webページや文書を縦長に表示しながら、もう一方で会議や資料を開くといった配置ができます。各画面を前後左右や上下へ調整できるため、異なる用途のモニターを見やすい位置へそろえやすい点も魅力です。
VESAは75×75mmと100×100mmに対応します。天板は厚さ10~90mm、奥行き105mm以上、幅100mm以上が条件です。クランプ式とグロメット式を選べますが、2台分の荷重を受けるため天板の強度も確認してください。
6. Amazonベーシック モニターアーム シングル デスクマウント ガススプリング式 テンション調整…
Amazonベーシックのシングルアームは、15~27インチ、2~7kgの小~中型モニターを設置したい人に適しています。大型画面向けではありませんが、一般的な1画面の作業環境で必要な可動機能を比較したい場合に分かりやすい候補です。
チルトは下90度から上85度、スイベルは左右各90度、画面回転は360度に対応し、アームは最大約52.1cmまで伸ばせます。資料を共有するときは画面を動かし、集中作業時は自分の正面へ戻すといった使い方ができます。
VESAは75×75mmと100×100mmです。厚さ1.0~10.2cmの天板に対応し、Cクランプ式とグロメット式の取付部品が付属します。開封直後は関節が硬い場合があるため、説明書に従ってテンションとジョイントを調整してください。
7. モニターアーム デュアル 2画面 THEARK 17~32インチ対応 各9kg VESA75×75…
THEARKのデュアルモデルは、17~32インチのモニターを2台並べたい人向けです。1画面あたり最大9kgに対応し、資料と編集画面、会議とメモ、ゲームとサブ画面などを同時に表示する環境を作れます。
スプリング式で高さや角度を調整でき、360度回転による縦横の切り替えにも対応します。2台の付属スタンドを取り除けるため、モニター下へキーボードや書類を置きやすくなり、ケーブルホルダーで配線もまとめられます。
VESAは75×75mmと100×100mmで、固定方法はクランプ式です。天板の厚さ、材質、縁の形状に加え、机の背後にアームを動かせる空間があるか確認しましょう。日本語説明書と動画ガイド、2年間のメーカー保証が示されています。
8. Pixio モニターアーム PS1S Waveブラック シングル 17-32インチ VESA 耐荷…
Pixio PS1S Waveは、17~32インチ、1~9kgのモニターに対応します。耐荷重の下限が1kgなので、2~3kg以上を下限とする製品では適合しにくい軽量モニターを使う人にも比較しやすいシングルアームです。
ブラック以外にもホワイト、ブルー、ピンク、パープルなどのカラーが用意され、モニターやデスク周辺機器と色を合わせられます。機能だけでなく、ゲーム部屋や仕事部屋の見た目を統一したい場合に選択肢が広がります。
VESAは75×75mmと100×100mmです。クランプ式とグロメット式を選べ、上90度、下45度、左右各90度、360度回転に対応します。設置後はアームが水平になるよう調整ネジでテンションを合わせてください。保証期間は2年間です。
9. ERGOTRON エルゴトロン LX モニターアーム デスクマウント ブラック 34インチまで対応…
ERGOTRON LXは、34インチまで、3.2~11.3kgのモニターに対応します。10年保証を備え、短期的な価格だけでなく、長く使うための保証と調整性能を重視する人に向いた選択肢です。
コンスタント・フォース技術を採用したメカニカルスプリング式で、前後伸縮、左右パン、チルト、360度回転に対応します。昇降範囲は33cmあり、作業内容や姿勢に応じて画面を動かし、使わないときは折り畳めます。
VESAは75×75mmと100×100mmです。クランプは厚さ10~60mm、グロメットは直径8~50mmの穴と厚さ57mmまでの天板に対応します。耐荷重の下限は3.2kgなので、軽量画面では適合を慎重に確認してください。
10. エレコム モニターアーム 17~49インチ対応 耐荷重20kg ガススプリング式 VESA ワイド…
エレコム DPA-SS11WHは、17~49インチ、最大20kg対応の高耐荷重シングルアームです。大型・ワイドモニターを使い、国内ブランドの具体的な候補から選びたい人に向いています。白いデスク環境に合わせやすいホワイトモデルです。
ガススプリング式のカウンターバランス機構と、可動域の広い5軸アームを採用しています。大画面でも用途に応じて位置を調整でき、アーム一体型のケーブルホルダーによって電源線や映像ケーブルをまとめられます。
VESAは75×75mmと100×100mmです。クランプ式とグロメット式を選べ、いずれも天板の上から固定できる構造です。具体的な天板厚や耐荷重の下限はここで確認できないため、購入前に販売ページと説明書で照合してください。
自分のモニターとデスクに合うメーカーを選ぼう

モニターアームは、メーカー名だけでなく、重量、VESA規格、天板条件、必要な可動域を満たすことが最優先です。標準的な1画面ならTHEARK、GRAPHT、Amazonベーシック、Pixioなどを比較し、保証重視ならFLEXISPOTやエルゴトロンも検討しやすいでしょう。
2画面を使うならHUANUO HNDS8またはTHEARKのデュアルモデル、大型・重量級モニターなら最大20kg対応のARES WINGやエレコムが候補になります。価格だけを見るより、必要な耐荷重と設置条件を満たす範囲で比較するほうが、買い直しを避けやすくなります。
まずモニター本体の重量とVESA穴、天板の厚さを測り、適合する製品を2~3台に絞ってください。そのうえで保証、固定方法、可動範囲を見比べれば、自分のデスクで無理なく使える一台を選べます。











