PS5 SSDにヒートシンクは必要か?役割と選び方を解説
PS5へ増設するSSDのヒートシンクは、発熱対策を考えるうえで重要です。ただし、今回確認できた一次情報にはPS5の公式要件が含まれていないため、「すべてのSSDで必須」とまでは断定できません。購入前に、使用するPS5のモデルと最新の公式取り付け条件を確認し、その範囲に収まるヒートシンク付きSSDまたは後付けヒートシンクを選びましょう。
迷いにくいのは、SSDとヒートシンクが一体になった製品です。別々に購入する場合は、SSDの長さだけでなく、ヒートシンクを含む幅と高さ、片面・両面実装への対応、サーマルパッドや固定部品の有無まで確認する必要があります。
一方、PS5本体へ外付けする冷却ファンと、M.2 SSDへ密着させるヒートシンクは役割が異なります。まずSSD周辺の放熱方法を整え、追加の冷却用品は本体の設置環境やメーカー案内を確認したうえで検討するのが堅実です。価格や在庫、PS5各モデルへの適合も購入時点で再確認してください。
- ヒートシンクはSSDの熱を受け取り、広い表面から逃がすための部品
- ヒートシンク付きSSDなら、部品の組み合わせを考える手間を減らしやすい
- 後付け品はPS5のモデル、SSDの寸法、ヒートシンクを含む高さを確認する
- 1TBか2TBかは、保存するゲーム数と入れ替えの手間で判断する
PS5 SSDのヒートシンクが必要か判断するポイント

- ヒートシンクは装着する前提で候補を絞る
- SSDの発熱とヒートシンクの効果を理解する
- PS5のモデルと取り付け寸法を確認する
- 後付け時の失敗と代用品の注意点を知る
- 1TBと2TBをゲームの保存方法で選ぶ
1. ヒートシンクは装着する前提で候補を絞る
公式の最新要件を確認できていない状態で、ヒートシンクなしの運用を安全だと判断することはできません。PS5へ増設するなら、まずヒートシンク付きSSDか、適合する後付けヒートシンクとの組み合わせを候補にすると判断しやすくなります。
ヒートシンクなしでも物理的にコネクターへ挿入できる場合と、推奨される状態で使用できることは別問題です。取り付けられるかだけでなく、放熱構造と拡張スロット内へ収まる寸法まで確認してください。
なお、PS5本体に最初から増設用SSDが付属している、あるいは市販SSDがすべてヒートシンク付きという意味ではありません。商品ごとに構成が異なるため、「SSD本体」なのか「ヒートシンク単体」なのかを先に見分ける必要があります。
2. SSDの発熱とヒートシンクの効果を理解する
ヒートシンクはSSDに密着し、発生した熱を金属部分へ伝えて放熱面積を広げます。製品によってはアルミニウム製のフィン、銅製ヒートパイプ、SSDとの隙間を埋めるサーマルパッドなどが使われています。
熱を逃がしやすくすることで、高負荷時の温度上昇を抑えることが期待できます。ただし、実際の温度や速度への効果はSSD、周囲温度、取り付け状態などに左右されます。販売ページに記載された冷却効果を、すべての環境で同じ結果になるものとは考えないほうが安全です。
本体用の追加冷却ファンは、SSDに密着して熱を伝えるヒートシンクの直接的な代用品ではありません。PS5に冷却ファンを追加するかは、本体の通気を妨げない設置を優先し、必要性と適合性を個別に判断しましょう。
3. PS5のモデルと取り付け寸法を確認する
PS5用と表示されたヒートシンクでも、初代PS5、PS5 Slim、PS5 Proのすべてに同じ形で装着できるとは限りません。実際にElecGear EL-P5Cは、商品情報上では初代PS5のCFI-1xxx向けで、CFI-2000 Slimには対応しないとされています。
まず本体のモデルを確認し、次にSSDのフォームファクターとヒートシンク込みの寸法を照合します。カバー交換型、SSDを上下から挟む両面型、最初からSSDに搭載された一体型では取り付け方が違います。
また、ネジ、スペーサー、サーマルパッドの扱いも製品ごとに異なります。付属品だけで設置できるのか、PS5付属のスペーサーを使うのか、既存の薄型ヒートシンクを外す必要があるのかを説明書で確認してください。
4. 後付け時の失敗と代用品の注意点を知る
後付けで起こりやすい失敗は、保護フィルムの剥がし忘れ、サーマルパッドの位置ずれ、ネジの締めすぎ、SSD基板の反りです。ヒートシンクをつかんでSSDをコネクターへ押し込むと、取り付け位置がずれる可能性もあります。
金属板などを自己流で代用すると、寸法、絶縁、固定、熱伝導を適切に管理できないおそれがあります。PS5とM.2 SSDへの適合が示された製品を使い、説明書に沿って装着するほうが無理のない選択です。
すでにヒートシンク付きのSSDへ別のヒートシンクを重ねる方法も、製品側が想定していなければ避けるべきです。カバー交換型を併用する場合も、接触方法や必要な空間を確認してから選びましょう。
5. 1TBと2TBをゲームの保存方法で選ぶ
1TBで十分か、2TBを選ぶべきかは、同時に保存したいゲーム数と入れ替え頻度で決まります。遊び終えたゲームをこまめに削除できるなら1TBを検討しやすく、複数の大容量タイトルを残したいなら2TBの余裕が便利です。
容量が大きいほど誰にでも適しているとは限りません。SSD本体の価格だけでなく、ヒートシンクが付属するか、別途購入が必要かも含めて総額を比較してください。表示価格、送料、在庫は変動するため、購入直前の確認が必要です。
容量を決めた後は、PS5側の最新要件、SSDのインターフェース、寸法、読み取り速度に関する条件を公式案内と製品情報で照合します。今回紹介する候補も、名称や販売ページの記載だけで最終的な適合を保証するものではありません。
ヒートシンク付きSSD3製品と後付け冷却部品7製品を比較

SSDと冷却部品では役割が異なるため、最初に「SSDごと増設するか」「手持ちのSSDへヒートシンクだけ追加するか」を決めましょう。表の商品欄で製品種別を確認し、商品画像で外観を見比べ、ポイント欄で用途との相性を判断できます。
掲載番号は実測性能、人気、売上の順位ではありません。Amazonの商品ページで名称と新品注文欄が確認された候補ですが、メーカー公式仕様、PS5各モデルへの適合、実際の動作、最新価格、送料、保証条件は一律には確認できていません。購入前に必ず最新情報を照合してください。
左右にスクロールして比較できます。
1. AGI AI828 2TB NVMe M.2 PCIe Gen4×4 SSD Type 2280…
SSD本体とヒートシンクをまとめて用意し、部品を別々に組み合わせる手間を抑えたい人向けです。2TBのM.2 2280 SSDとして紹介されており、後付けヒートシンク単体と比較する際の基準にしやすい製品です。
商品情報ではPCIe Gen4×4、3D NAND、最大読み取り7400MB/s、最大書き込み6700MB/sとされています。容量に余裕を持たせれば、ゲームを削除して空きを作る頻度を減らしやすくなります。ただし、記載速度は内部テスト値で、使用環境によって異なります。
PS5および新型PS5対応との記載はありますが、メーカー公式の適合資料は確認できていません。購入前にPS5のモデル、ヒートシンク込みの寸法、最新の取り付け条件を照合してください。5年保証の記載についても、適用条件と問い合わせ方法の確認が必要です。
2. Raver 内蔵 SSD 2TB PCIe Gen4x4 M.2 NVMe 2280 ヒートシンク…
2TBの容量に加え、アルミ製ヒートシンクと3D TLC NANDを重視する人が比較しやすいSSDです。SSD本体をまだ購入しておらず、後付け作業を減らしたい場合に検討できます。
商品情報では最大読み取り7400MB/s、最大書き込み6400MB/sとされ、S.M.A.R.T.による状態監視にも言及されています。複数のゲームや追加コンテンツを保存しながら、空き容量を管理する手間を減らしたい使い方に向きます。
PS5 Pro、PS5 Slim、PS5での動作確認済みと商品名にありますが、公式な適合資料は示されていません。PS5側の要件、取り付け寸法、保証の適用条件を購入前に確認してください。表示速度や安定性も実際の環境によって変わります。
3. ineo PS5 ヒートシンク M.2 NVME SSD ヒートシンク PS5 Slim/PS5…
すでにM.2 NVMe SSDを持っており、PS5 SlimまたはPS5 Pro向けの後付けヒートシンクを探している人向けです。SSD本体ではないため、容量を増やすには別途適合するSSDを用意する必要があります。
商品情報ではマグネシウムアルミニウム合金を採用し、PS5本体の空気の流れを利用する設計とされています。SSDに密着させて熱を金属部分へ移すことで、増設スロット内の放熱を整えたい場面で役立ちます。
PS5 SlimとPS5 Pro専用との記載がある一方、初代PS5やPC、ノートPCには対応しないとされています。手元の本体モデルを確かめ、標準的なM.2 NVMe SSDとの組み合わせ、サーマルパッドの位置、付属工具と取り付け手順を確認してください。
4. Hanye SSD 2TB PCIe Gen4x4 高耐久3D TLC NAND 新型PS5 PS…
ヒートシンク付き2TB SSDを選びながら、寸法や書き込み耐久条件も比較したい人向けです。3D TLC NANDとPCIe Gen4×4を採用したM.2 2280製品として、SSDと冷却部品を一度にそろえたい場合の候補になります。
商品情報上の最大速度は読み取り7450MB/s、書き込み6700MB/sで、ヒートシンク込みの寸法は80.0×23.3×8.5mmです。ゲームを複数保存したい場面では2TBの容量が役立ちますが、速度は機器や使用状況で変化します。
PS5への取り付け時は、付属スペーサーを「80」の穴へ装着してから固定するよう案内されています。ネジを強く締めすぎず、ヒートシンクではなくSSD後端の基板を持って挿入する点にも注意が必要です。保証は5年または1500TB書き込みの早いほうまでとの条件を確認してください。
5. M.2 2280mm SSD両面ヒートシンク、PC / PS5用サーマルシリコンパッド付きM.2…
M.2 2280 SSDを上下から挟み、両面から放熱させたい人向けのヒートシンクです。SSD本体は含まれないため、手持ちのSSDを活用したい場合や、ヒートシンクなしSSDと組み合わせたい場合に比較できます。
アルミ合金の溝構造、サーマルシリコンパッド、6本の高さ調節ネジが特徴です。商品情報ではデスクトップPCとPS5の拡張スロットをサポートするとされ、SSD表面の凹凸へ柔らかなパッドを密着させる構成です。
製品寸法は76×24×11mmで、商品情報には最小設置高さ12mmとの記載があります。この寸法がPS5の対象モデルと最新の設置条件に合うか、必ず購入前に確認してください。冷却温度の記載は環境依存であり、同じ効果を保証するものではありません。
6. M.2 2280mm SSD両面ヒートシンク、PC / PS5用サーマルシリコンパッド付きM.2…
両面固定式の構造を選びつつ、シルバー仕上げを希望する人向けです。ブラック仕様と同系統の構造なので、冷却方式ではなく外観や販売条件を見比べたい場合の候補になります。こちらもSSD本体ではありません。
アルミ合金製の上下パーツでM.2 2280 SSDを挟み、サーマルパッドを介して熱を伝える設計です。複数のネジで高さを調整するため、SSDの部品配置に合わせて均一に固定できるかを確認しながら作業する必要があります。
商品情報上の寸法は76×24×11mm、重量は75gです。PS5拡張スロット対応との記載はありますが、各PS5モデルへの公式な適合は確認できていません。ネジの締めすぎや基板の反りを避け、説明書に沿って装着してください。
7. ElecGear PS5 NVMe SSD ヒートシンク、EL-P5C ヒート パイプ + ソリッ…
初代PS5のCFI-1xxxを使用し、カバー一体型の大きな放熱面を求める人向けです。PS5の冷却ファンが生む空気の流れを利用する構造で、一般的なSSD用ヒートシンクとは取り付け方法が異なります。
5mm銅製ヒートパイプ、アルミニウム製フィン、分割サーマルパッドを組み合わせたファンレス設計です。2230、2242、2260、2280、22110のフォームファクターを支える固定部品が同梱されると説明されています。
商品情報ではCFI-1xxx向けであり、CFI-2000 Slimには非対応です。また、SSDメーカー製の薄いヒートシンクは取り付け前に外すよう案内されています。既存部品を外すと保証へ影響する可能性もあるため、SSD側の条件まで確認してから作業してください。
8. GRAUGEAR PS5専用のSSDカバーとヒートシンクを一体化したデザイン、PlayStatio…
新型PS5またはPS5 Slimで、ヒートシンク付きSSDの周囲の放熱も整えたい人向けの交換カバーです。SSDへ直接取り付けるヒートシンク単体ではなく、拡張スロットカバーと交換する製品として比較してください。
ハニカム構造の金属カバーとPVCダストフィルターを備え、PS5本体の気流を利用する構成です。商品情報では、複数のヒートシンク一体型SSDと組み合わせる用途が示されています。
具体的なSSD名が挙げられていても、各組み合わせの公式適合が確認されているとは限りません。本体が対象モデルか、SSD側のヒートシンクと干渉しないかを確認してください。付属品としてドライバー、クリーニングクロス、保証書が記載されています。
9. GRAUGEAR PS5専用のSSDカバーとヒートシンクを一体化したデザイン、PS5対応の拡張スロ…
初代PS5の拡張スロットカバーを交換し、ヒートシンク付きSSD周辺の空気の流れを整えたい人向けです。PS5 Slim向けの8番とは対象となる本体が異なるため、外観が似ていても取り違えないようにしましょう。
ハニカム構造とPVCダストフィルターを備え、SSDから生じる熱を逃がしやすくする設計とされています。すでに一体型ヒートシンクを搭載したSSDを使用しており、純正カバーとの組み合わせを見直したい場面で検討できます。
商品情報では初代PS5向けとされていますが、具体的な本体型番やSSDごとの適合条件は購入前の確認が必要です。ダストフィルターは定期的な状態確認が必要になり得るため、通気を妨げるほどほこりが蓄積していないかも点検しましょう。
10. GRAUGEAR PS5専用のM.2 2280 NVMe SSDヒートシンク、PlayStatio…
M.2 2280 SSDへ直接触れる銅製ヒートパイプと、カバー部分のアルミフィンを組み合わせたい人向けです。単純な板状ヒートシンクとは異なり、SSDからカバー側へ熱を移す構造を比較したい場合に候補となります。
商品情報では片面・両面のM.2 2280 NVMe SSDに対応し、0.5mmのサーマルパッド、ドライバー、ネジ、取扱説明書が付属します。SSDと平らな銅製接触面を密着させ、熱をフィンへ伝える設計です。
PlayStation 5向けと記載されていますが、PS5 SlimやPS5 Proを含む全モデルへの適合は確認できていません。購入前に本体モデル、SSDの部品配置、取り付け後の寸法を照合してください。販売ページにある放熱率も、すべての環境で同じ結果になるとは限りません。
PS5 SSDのヒートシンク選びで迷ったときの結論

PS5へSSDを増設するなら、公式の最新条件を確認したうえで、ヒートシンクを装着する前提で候補を絞るのが堅実です。新しくSSDを買う人はヒートシンク一体型を選ぶと構成が分かりやすく、手持ちのSSDを使う人はモデル別の適合と取り付け寸法を確認して後付け品を選べます。
1TBと2TBは、保存したいゲーム数と削除・再インストールの手間を基準に判断しましょう。容量だけでなく、SSD本体、ヒートシンク、必要な固定部品を含む総額で比べることも大切です。
最後に確認したいのは、PS5のモデル、SSDの規格と寸法、ヒートシンク込みの高さ、付属品、保証条件です。この順に照合すれば、取り付け直前になって干渉や部品不足に気づくリスクを減らし、増設後もゲームを管理しやすい環境へ近づけます。











