サウンドバーを壁掛けするときは、先に「壁へ直接固定するか、テレビ背面のVESA部へ取り付けるか」を決め、その後に配線経路を設計するのが近道です。壁の穴を増やしたくない場合はVESAマウント、テレビと独立した位置へ置きたい場合は壁付けブラケットやシェルフが候補になります。

配線は電源コードとテレビへつなぐケーブルの両方を考えます。壁面に沿わせるなら配線モール、テレビ周辺だけでまとめるならケーブル穴付き金具、壁内へ隠すなら壁の構造や補強を確認したうえで専門業者へ相談する方法が現実的です。

見た目だけで金具を選ぶと、サウンドバーの重量や奥行、固定穴、テレビのVESA寸法が合わないことがあります。最初に本体の仕様と接続端子の位置を確認すれば、取り付け後もケーブルへ手が届き、すっきりしたテレビ周りを保ちやすくなります。

  • 穴を増やしたくないなら、テレビ背面へ固定するVESAマウントが有力
  • 直接壁へ付ける場合は、壁の下地と金具の耐荷重を先に確認する
  • 電源コードとテレビ接続用ケーブルを分けて配線経路を考える
  • 壁内配線は壁の構造や補強に関わるため、施工業者への相談が安心

サウンドバーを壁掛けする方法と配線の整え方

サウンドバーを壁掛けする方法と配線の整え方
  1. 壁掛け方法は壁付けとVESA取り付けから選ぶ
  2. 電源とテレビ接続の経路を取り付け前に決める
  3. 壁内配線と壁面配線の違いを理解する
  4. 重量・奥行・固定穴・VESA寸法を確認する
  5. 音と使いやすさを損なわない位置へ設置する

1. 壁掛け方法は壁付けとVESA取り付けから選ぶ

設置方法は、壁へブラケットを固定する方法と、テレビ背面のVESA取り付け部を利用する方法に大別できます。壁付けはテレビとは独立して位置を決めやすい一方、壁への固定作業と下地の確認が必要です。

VESAマウントはサウンドバーをテレビの上下へまとめやすく、テレビを動かしたときも相対的な位置関係を保ちやすい方法です。壁掛けテレビの金具やテレビスタンドと併用できる製品なら、サウンドバー用の穴を新たに開けずに済む場合があります。

棚状のシェルフは、本体に固定穴がない場合にも検討できます。ただし、どの方式でもサウンドバーの重量、奥行、金具との接触状態を確認し、落下しない組み合わせを選ぶことが前提です。

Ray
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賃貸住宅などで壁の穴を増やしにくい場合は、まずテレビ背面へ取り付ける方式を確認すると選択肢を絞りやすくなります。

2. 電源とテレビ接続の経路を取り付け前に決める

サウンドバーには電源コードに加え、テレビと接続するHDMIケーブルなどが必要です。先に本体だけを固定すると、端子が壁へ近すぎてプラグを差し込めない、ケーブルが急に曲がる、余った配線が正面から見えるといった問題が起こりやすくなります。

設置前に、テレビとサウンドバーの端子位置、コンセントの場所、必要なケーブルの通り道を確認しましょう。金具にケーブル穴がある場合や壁との間隔を調整できる場合は、配線を本体の後ろへ逃がしやすくなります。

テレビ付近へサウンドバーを寄せれば、露出するケーブルの範囲を短くできます。余長は無理に押し込まず、端子へ負担をかけずに点検できる状態を残すと、接続変更もしやすくなります。

3. 壁内配線と壁面配線の違いを理解する

配線を隠す方法には、壁の表面を配線モールなどで整える方法と、壁の内部にある空間を利用する方法があります。壁面配線は経路を目視でき、機器の入れ替えにも対応しやすいのが利点です。

ソニーストアの壁掛け設置なら、壁*1の中にある隙間を利用して、ケーブルを床付近から壁の表側に出しますので配線が気になりません。

引用元:ソニーストア ブラビア+サウンドバー壁掛け設置パック | テレビ ブラビア | ソニー

壁内へ通す方法は配線を見えにくくできますが、壁の内部構造や補強工事を伴う場合があります。ソニーの壁掛け設置パックにも壁の補強工事が含まれるため、壁を開口する方法は自己判断で進めず、設置環境を確認できる施工業者へ相談するのが安心です。

なお、「配線を殺す」は一般に、その配線を使用しない状態にする意味で使われる表現です。単に見えない場所へ押し込むこととは区別し、不要になった配線の扱いは施工担当者へ確認しましょう。

Ray
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壁内へ隠せない場合も、壁色に近い配線モールとケーブルを通しやすい金具を組み合わせれば、視線に入りにくい仕上がりを目指せます。

4. 重量・奥行・固定穴・VESA寸法を確認する

金具を選ぶ前に、サウンドバーの重量と奥行を確認します。耐荷重以内でも、受け部分より本体が深い、端子やゴム脚が干渉する、重心を安定させられない場合は適合しません。

次に、本体の背面または底面にボルト穴やキーホールがあるかを調べます。固定穴がない機種では、L字ブラケットへ載せるタイプや棚型が候補です。専用品は適合機種が明確な反面、似た名称の別モデルには使えないことがあります。

テレビへ取り付ける製品では、テレビのVESA横幅・縦幅と使用中の壁掛け金具またはスタンドとの重ね付け条件も確認します。ネジの長さや配置を含め、テレビ、サウンドバー、金具の条件がすべて合うことが必要です。

5. 音と使いやすさを損なわない位置へ設置する

壁掛けのメリットは、テレビ台やデスクの上を広く使え、掃除もしやすくなることです。子供やペットが届きにくい位置へ設置できる点も、壁掛けを検討する理由になります。

一方、テレビの後ろへ隠れる位置や本体の音が出る部分をふさぐ配置は避けましょう。上向きのスピーカーを備える機種では、金具やテレビとの間隔も確認が必要です。リモコン受光部や表示部が見えるかも設置前に確かめます。

使いやすい高さを決めたら、端子へアクセスできる余白と配線の曲がり方まで確認します。見た目、固定の安定性、音の通り道、メンテナンス性の四つを同時に満たす位置が、長く使いやすい設置場所です。

配線を整えやすいサウンドバー壁掛け金具10選

配線を整えやすいサウンドバー壁掛け金具10選

比較表の商品欄では製品名とメーカー、商品画像欄では外観、ポイント欄では配線や設置に関わる特徴とおすすめな人を確認できます。掲載順は選び方を整理するためのもので、実測性能、売上、人気の順位を示すものではありません。

壁へ直接付ける製品、テレビ背面へ付けるVESAマウント、特定機種専用の金具では、適合条件が異なります。まず設置方式を決め、次に耐荷重、寸法、対応モデルを照合してください。

10商品の比較表

左右にスクロールして比較できます。

商品
商品画像
ポイント
VESA横100~600mm、耐荷重5kgで、固定穴がない機種にも対応する構成です。おすすめな人:壁に穴を増やさずテレビの上下へ設置したい人
炭素鋼製で、ケーブル整理と壁面の省スペース化を意識したブラケットです。おすすめな人:本体を壁へ直接設置してテレビ台を空けたい人
奥行90~154mmに調整でき、配線を通す空間を確保しやすい壁付け金具です。おすすめな人:太いケーブルを本体後方へ通したい人
壁との間隔を5~55mmに調整できる、対応Boseモデル向けの専用金具です。おすすめな人:対応Bose製品の後ろへ配線やモールを通したい人
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サウンドバーマウント
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金属製で配線整理と耐震性を掲げる壁掛けマウントです。おすすめな人:購入前に自分の機種との適合を販売ページで確認できる人
ケーブルを整理できる通電ポートを備えた金属製の壁掛けシェルフです。おすすめな人:固定穴がない本体を棚へ置く方法も検討したい人
配線用の切り欠きと最大60mmのスライド機構を備えたSonos Ray専用品です。おすすめな人:Sonos Rayをテレビ中央へ寄せて設置したい人
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Sound
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既設の配線モールを避けて設置できるBose TV Speaker専用ブラケットです。おすすめな人:Bose TV Speakerと壁面モールを併用したい人

1. サンワダイレクト サウンドバー スタンド マウントキット VESA取り付け 75~600mm対応…

壁へサウンドバー用の穴を追加せず、テレビの上下へまとめたい人に向くVESAマウントです。壁掛け金具やテレビスタンドのブラケットと重ねて設置でき、サウンドバーをテレビの近くへ置くことで配線を目立ちにくくできます。

背面ボルト穴、背面キーホール、底面ボルト穴の3方式に対応し、固定穴がない本体は付属のL字ブラケットへ載せられます。テレビ台から本体を浮かせられるため、画面周辺が整い、台の掃除や機器の配置換えもしやすくなります。

VESAは横100~600mm、耐荷重は5kgです。L字ブラケットは奥行9.5cmまでなので、サウンドバーの重量と奥行、端子位置を確認してください。テレビ側の金具と重ねた際に適切なボルトを使えるかも取り付け前の確認事項です。

2. LEDMOMO サウンドバー壁掛けブラケット 炭素鋼製 しっかり支える 高耐荷重 粘着式 壁面設置…

テレビ台やデスクの上を広く使うため、サウンドバーを壁面へ直接移したい人向けのブラケットです。炭素鋼製の壁掛け構造で、ケーブル整理と省スペース化を一緒に進めたい場合の候補になります。

本体を壁へ浮かせれば、テレビ周辺の小物とサウンドバーが重なりにくくなります。壁面の配線経路もブラケット周辺へまとめやすく、視線が集まりやすいテレビ下を整然と見せたい場面で役立ちます。

取得できる仕様には本体寸法9×5×0.2cm、重量0.21kgとの記載がありますが、具体的な耐荷重値や対応するサウンドバーの寸法は確認できません。購入前に本体重量、ブラケットの支持幅、壁への固定方法、付属品を販売ページで確かめてください。

3. XINLEI ユニバーサル サウンドバーマウント テレビ一体型スピーカーブラケット 穴あり/なし対…

重めのサウンドバーや奥行のある本体を、テレビ背面のVESA部へまとめたい人に適しています。固定穴の有無に対応する構成とケーブル通し穴があり、テレビ周辺の配線と設置位置を一緒に整えやすい製品です。

テレビの上と下のどちらにも設置でき、テレビ付近へ寄せることで長いケーブルの露出を抑えやすくなります。ロックネジとEVA滑り止めパッドが付属し、載せた本体を安定させながらデスク上の空間を取り戻せます。

対応VESAは横150~600mm、縦100~600mm、ホルダーの奥行は約8.8~15.5cm、耐荷重は9kgです。サウンドバーの背面穴、底面穴、キーホールの位置に加え、テレビスタンドや壁掛け金具と干渉しないか確認しましょう。

4. サウンドバー壁掛け サウンドバースタンド サウンドバー専用金具 サウンド取り付け金具 ブラック 2…

サウンドバーを壁へ直接設置しつつ、本体後方にケーブルを通す余裕も確保したい人に向く2個組のブラケットです。テレビから独立して設置高を決められるため、VESAマウントを使いにくい環境でも検討できます。

奥行を90~154mmの範囲で調整でき、端子やケーブルのための空間を残せます。接触面のEVAスペーサーは本体の傷と振動に配慮した構成です。テレビ台を空ければ、掃除や周辺機器の配置も行いやすくなります。

最大38ポンド、約17kgを支えるとの記載があります。石膏ボード用アンカー、コンクリート壁用アンカー、木ネジ、M4・M5・M6のサウンドバー用ネジなどが含まれますが、使用する部品は壁材と本体の条件に合わせて選ぶ必要があります。

5. Sound Bass Bose サウンドバー用 壁掛けマウント 2個セット ブラック

対応するBoseサウンドバーを壁へ設置し、太い配線や既設の配線モールを本体後方へ通したい人に適しています。汎用品ではなく対応モデルを限定した金具で、壁との間隔を調整できる点が大きな選択理由です。

壁とスピーカーの間を5~55mmで調整できるため、ケーブルのプラグや壁面の凹凸に合わせて前後位置を決められます。上向きに音を出す部分を避ける設計も掲げられており、配線の収まりと設置状態を両立しやすくなっています。

Bose Smart Soundbar 300、500、550、600、700、900、Smart Ultra、SoundTouch 300、Bose TV Speakerなど、記載されたモデルだけが対象です。Bose Solo 5とSolo Series 2には対応しません。購入前に本体の正式なモデル名を確認してください。

6. サウンドバーマウント すっきり配線 耐震 黒

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サウンドバーマウント
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金属製の壁掛け金具で配線をまとめたい人が比較できる製品です。配線整理と耐震性を特徴として掲げていますが、適合に関する説明が不明瞭なため、自分の機種との対応を慎重に確認できる人に向きます。

本体を壁へ移せば、テレビ台やデスク上の占有を減らし、電源コードなどを壁面側へ集約しやすくなります。防水・防塵を掲げる表面処理や、角を丸くしたフックについても記載があります。

重量は0.3kgで、ウォールマウント天井ブラケットと英語マニュアルが内容物として示されています。一方、「-20II」を含む具体的な対応機種は確認できません。耐荷重、寸法、固定穴、壁材、必要な取付部品を販売ページで確認してから判断しましょう。

7. Phantasmia スピーカーシェルフ 壁掛け 金属製 – 充電穴付き、大容量設計、テレビ用サウ…

サウンドバー本体に利用できる固定穴がなく、ブラケットで挟む方式より棚へ置く方式を選びたい人向けです。金属製の壁掛けシェルフに通電ポートがあり、スピーカーケーブルや充電ケーブルを整理できます。

本体とケーブルを同じ棚へまとめれば、テレビ台を占有せず、オーディオ周辺の小物も一緒に整理できます。機種専用金具とは異なり、置く場所として使う構成なので、将来サウンドバーを交換するときにも寸法が合えば検討できます。

製品重量は450gですが、具体的な棚の寸法と耐荷重値は確認できません。サウンドバーの幅、奥行、重量が収まるか、端子へ接続したプラグを通電ポートへ無理なく通せるか、壁へ固定する部品が設置面に合うかを確認してください。

8. ユニバーサルサウンドバー専用金具 マウントキット 汎用 サウンドバー取り付け金具 賃貸 最大VES…

壁にサウンドバー用の穴を増やさず、テレビの上下へ本体を寄せたい人に向くVESA取り付け金具です。テレビとの距離を近づけることで、両機器をつなぐ配線を目立ちにくくしたい場合に役立ちます。

壁掛け金具やテレビスタンドとの併用を想定し、調整可能な延長ブラケットで複数の組み方ができます。テレビと一体感のある配置にすれば、テレビ台を空けながら画面中央とサウンドバーの位置も合わせやすくなります。

対応VESAは100×200~600×400mm、耐荷重は10kg、対応テレビは32~70インチです。ブラケット長35cm、長いアーム26.16cm、短いアーム16.26cmという寸法も踏まえ、テレビ背面の端子や既存金具と干渉しないか確認してください。

9. Sound Bass サウンドバーマウント、Sonos Rayサウンドバー用、取り付け簡単、ホワイト

Sonos Rayを壁へ直接固定し、テレビ付近で配線を管理したい人のための専用マウントです。汎用棚より本体に合わせた収まりを重視し、取り付け後にブラケットを目立たせたくない場合に比較しやすい製品です。

配線用の切り欠きがあり、電気配線を隠しながらアクセスしやすい構成です。最大2.5インチ、約60mmのスライド動作でサウンドバーをテレビ中央へ調整でき、必要ならテレビとの間隔を約10mmまで近づけられます。

対応機種はSonos Rayのみで、スピーカー本体は付属しません。2.5mmスチール製で、取り付け金具キットとミニ水準器が含まれます。説明書が日本語ではない場合があるため、壁材に応じた固定方法も含めて作業前に確認しましょう。

10. Sound Bass TV Speaker 壁掛けブラケット

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Boseの製品名としての「TV Speaker」を使い、すでに壁面へ配線モールを設置している人に向く専用ブラケットです。調整式の構造により、標準的な配線モールを避けながらサウンドバーの位置を決められます。

テレビ台からBose TV Speakerを浮かせれば、機器周辺をすっきり見せ、台上の掃除やレコーダーなどの配置を行いやすくなります。耐久性のある2.5mmスチールとパウダーコート仕上げが採用されています。

本製品はBose TV Speaker専用です。Soundbar 300、500、600、700、900、Ultra、SoundTouch 300、Solo 5、Series 2などの別モデルや、他ブランドのサウンドバーには対応しません。似た名称と取り違えず、底面などに記載された正式なモデル名を確かめてください。

Ray
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専用金具は収まりを合わせやすい反面、対応モデルが限定されます。商品名が似ていても、サウンドバー本体の正式名称まで照合しましょう。

壁掛け金具を決める前に設置条件をもう一度確認しよう

壁掛け金具を決める前に設置条件をもう一度確認しよう

壁の穴を増やしたくないならVESAマウント、テレビと独立した高さへ設置したいなら壁付けブラケット、固定穴のない本体を置きたいなら壁掛けシェルフが選びやすい候補です。専用金具は、対応する製品名が完全に一致するときに検討してください。

配線は、本体を固定してから考えるのではなく、電源、テレビとの接続、端子へ手を入れる余白まで先に設計します。壁との間隔を調整できる金具やケーブル穴付きの製品なら、露出する配線を減らしながら保守性も残せます。

最後に、サウンドバーの重量・奥行・固定穴、テレビのVESA寸法、壁材、既存金具との干渉を照合しましょう。壁内配線や補強が必要な環境では施工業者へ相談し、壁面配線で済む場合はモールとの位置関係を確認することで、見た目と安全性を両立したテレビ周りへ近づけます。